人を知る

限られた経営リソースを
最大限に活かし、
事業の成長へ結び付ける

財務・経理部 部長

KEN

財務、経理、人事、総務等コーポレート機能の統括。

入社~現在の担当業務

2019年の9月、私がホームサーブに入社した当時は、社長を含めて社員は4人。バックオフィス業務もまだ何もない状態で、まっさらなところから、ホームサーブに合う制度づくり、必要なシステムの導入、またそれに必要な人材の採用まで。まさに0からのスタートでした。
財務・経理から人事や総務、ITまでバックオフィスを一手に引き受け、めまぐるしく対応に追われる毎日でしたが、設立から3年がたった今では、社員の数も4人から60人を超えるまで大きくなりました。

チームメンバーが日々の業務をしっかりこなすようになった現在は、予算のみならず経営計画をはじめとする中長期的な計画策定に力を注ぐ時間を増やすことができるようになりました。今後も会社が成長を続けながら、将来によりよいサービスを提供できるための安定した収益の確保をどうやって達成していくのか、株主はじめ関連する当事者にも納得してもらえる戦略をビジネスとともに考え、数字として計画に落とし込んでいます。
事業拡大に合わせた会員獲得の為の様々なキャンペーン計画は当然に必要で、マーケチームが日々奮闘していますが、私たちのサービスは契約を取り付けて終わりではありません。むしろ契約後、サービスの魅力をお客さまに感じ続けてもらい、継続してもらうことが重要です。つまりは加入後のお客さまがどうしたら末永く契約を続けていただけるか、どのくらいサービスを使ってもらえるのか、どんな修繕が発生するのか。。。そうした視点から数値に落とし込んで分析・提案すべく、様々な要因に基づく仮説とその影響、実績値の分析を組み合わせて、スタディを重ねています。
お客さまから信頼されるサービスを提供するというシンプルなメッセージからは複雑なことをやっていると思います。だからこその遣り甲斐も感じています。

ホームサーブで働く面白み

まだまだ成長途上にあるホームサーブでは、何をやるにも新しいことの連続で、事業拡充のために日々工夫し、変化をつけることが求められます。だからこそ、“今まで経験したことがないことを経験できる”、それがホームサーブで働く面白みだと思っています。去年はこうでした、他社ではこうやっている、というような視点から意思決定することもできなくはありません。しかし、自分たちが深く考え、前例にとらわれずにどんどん変えていける、そんな挑戦の積み重ねが会社の成長だけでなく、自分自身の挑戦であるとともに成長をも実感できる環境だと思います。

今後について

会社全体の目標は一貫して日本全域でサービスを展開すること。より多くの人に私たちのサービスを使ってもらいたいと思っていますし、それをいかに早く実現できるかに挑んでいます。各部署がそれぞれに取り組んでいく中で、私たちの部署は、判断材料を集めることを支援し、正しい選択の手助けをすることで、成長のスピードを速めてあげることができます。加えて、その成長スピードに置いて行かれないという発想と言うよりむしろ先回りして、必要とするリソースの確保と、それぞれの人材の強みと経験を活かしたキャリアを描けるような環境をしっかりと整えていきたいと思います。
財務・経理と人事・総務は、直接的なつながりは一見ないかもしれません。しかし、レイヤーを一つあげて考えると、大きな概念は共通していると考えています。経済的リソース、人的リソース、どちらも会社がもつ限られた経営資源であり、将来やりたいことに対して実行できることの制約条件にもなります。その様々な制約に対し、分析を提供するだけではなくもっと俯瞰し、どういった組合せが私たちのビジネスを進める上で、最適であるのか、将来どんな姿を実現させたいか、という視点で未来を描いていきたいと思っています。